こんな時、なんて言いますか?

今朝の娘と息子のけんか

1「弟に貸してあげなさい!」命令
2「弟をいじめるならもうおもちゃは買わない。」脅迫
3「弟には優しくするものよ。」説教
4「減るもんじゃないし、貸してあげたら?」提案・助言
5「貸してあげれば、ママにも怒られないし、自分も気持ちいいよ。」理詰め
6「すぐに弟をいじめて、本当に意地悪ね!」非難
7「貸したくないなら、貸さなくていいよ。」同意
8「どうしてそんなにケチなの?」はずかしめ
9「優しさが足りないから、そんなことするのよ」分析
10「そうね、取られるのは嫌だよね〜」同情
11「どうして機嫌が悪いの?何かあったの?」尋問
12「もういいから、ご飯食べなさい。お腹空いてるんでしょう。」ごまかし

この12の回答のどれかを、私はいつもしていました。(いやあ、恥ずかしいな〜〜。)最近、激しくなる姉弟の争いに悩んでいたので、「親業」(おやぎょう)という本を夕べ遅くまで読んでいました。それによるとこれは、“子供の心を閉ざす「お決まりの12の会話」”なんだそうです。で、今朝のこのトラブルを、「親業」のアドバイスに従って、対応してみました。
娘「だって、あたしのおもちゃ取ったんだもん。」
私「J(息子の名前)がおもちゃを取ったのね。」
娘「取ったら、壊すもん。」
私「取ったらJが壊すと思っているのね。」
娘「そうだよ。前だって壊されたもん。」
私「前に壊されて、嫌な思いをしたのね。」
娘「でも壊さないなら、貸してもいいのに。」
私「壊さなければ、貸してもいいのね。」
娘「うん、それからちゃんと『貸して』って言ったらね。」
息子「貸して。」
娘「いいよ。壊さないでね。」
息子「うん。」

私もビックリしました。こんなにスムーズに会話できるとは思わず…私は何か特別なことを言った訳ではないのに…子供の気持ちを親が繰り返すことで、子供が自分で解決していくんですって。毎回、思うようにはいかないかもしれないけど、これからも「親業」ボチボチ試していきたいです☆ダメママもちょっと自信がついてきた!