能動的な聞き方
娘が楽しみに待っていた、生活クラブのソーダ水を
うっかり注文し忘れ、届かなかった日のこと。
娘「何で無いの！イヤァァァ！絶対今日飲むんだから！」
私「ごめんね。今度こそ注文するから。」
娘「今度じゃイヤ！今日絶対飲みたいの！！」
私「スーパーで今買ってこようか？」
娘「スーパーのじゃイヤ！生活クラブのが飲みたいの！電話して持ってきてもらってよ！」
私「そんなの無理だよー」
娘「飲みたい！飲みたい！飲みたい！」
（「しょうがないでしょ！」と怒り出したくなるのをこらえ、親業の能動的な聞き方をする）
私「そっか、すっごくすっごく楽しみだったんだね。
すっごくすっごく飲みたかったんだね。」
すると、娘はポロポロっと涙をこぼした。
娘「今週、ずっと楽しみにしてたんだよー。」
私「そっか、そんなに楽しみだってママ思わなかったよ。ごめんね。」
娘「今度こそ忘れないでね。」
娘は涙を拭くと、ケロッとした。
とても暑い日の夕方、疲れていたのかもしれないけど、心のどこかで
今日はあきらめなきゃと分かっていた娘の気持ちが垣間見え、
ただのワガママと片付けなくて良かったと思った…ヽ(´・｀)ノ ホッ
