親業って甘やかしじゃないの？
みなさんは「〜しなきゃ！」って言ったり思ったりすることありますか？
私は毎日あります…早くしなきゃ、仕事しなきゃ、洗濯しなきゃ、寝なきゃ…笑。
「〜しなきゃ」の後に続く言葉はなんでしょう？
「〜しなきゃ、いけない。」ですよね。でも誰が「いけない。」って決めたんでしょう？
…自分ですね。
交流分析では、人には行動を駆り立てる「ドライバー」があると言っています。
「ドライバー」は大抵、親が子供に何度も言い聞かせたり、態度で示すことで
子供に刷り込まれていきます。以下が、その５つのドライバーです。
１．完璧にしなきゃ！→満足するな！
２．一生懸命しなきゃ！→楽しむな！
３．強くなきゃ！→弱音を吐くな！
４．他人を喜ばせなきゃ！→自分を優先させるな！
５．急がなきゃ！→自分のペースでやるな！
私にも、２とか４とか５とか、特にありますね〜〜
「ドライバー」が必ずしも、悪い訳ではないと思います☆
ほどよく使えば、生きる力になるでしょう。
でも…強すぎると、何もやる気が起こらなくなったり、怒りっぽくなったり、
または他人に自分のドライバーと同じ事を押しつけたり、
人生を妨げる結果になります…
人間は、信条や価値観に従う時より、「喜び」に従う時の方が、
ずっと力が出るそうです。（そういう筋肉反射の実験もあります☆）
嫌々やっていた仕事が、ある日突然喜びになり、苦にならなくなった、
ということは誰にでも経験がありますよね。
何かに「喜び」を見いだすのは、他人が教えるものではなく、
自分で見つけるから「喜び」になるんだと思います。
「親業は甘やかしじゃないの？」と言われることがあります。
「親業」の基本は、「自分で考え、行動する力を育てる。」ことです。
子供が何かを感じた時、正しいか間違っているか親が決めるのではなく、
「あなたには、感じる権利がある。あなたらしさを認めます。」と
態度で示すことで、子供は生きる力をつけていきます。
って私は、まだまだ、じぇんじぇん出来てないじゃん！！
許してね。
自分を棚に上げないと、理想は言えないって五木寛之も言ってましたし…笑。
